ビークル|キャンピングカー製作販売
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ビークルのこだわり

製作スタッフがこだわり続けるその理由とは?

どうしたら長期間、変わらずに、快適に、乗り続けることが出来るのか?
それは私たち作る側の一番の命題であり、一番難しい問題でもあります。
これから選ばれるお客様への道標になり、今現在お乗り頂いてるオーナー様方への信頼に変わるものだからです。

ベースとなる車種の選択

当社の取扱うタイプはトラベルバンコンバージョン(通称バンコン)と呼ばれるもので、主に

  • トヨタ ハイエース
  • ニッサン キャラバン

をベース車として取り扱っております。

更に“キャンパー特装車”と呼ばれる、専用ボディを使用することにより、前席及び車両の
快適性と安全性(ABS、エアバッグやリヤヒーター等の装備)にも気を配っております。
※装備を簡素化し、必要に応じて追加していける“DX車”もお選び頂けます。

当社では、ベース車両の外装への加工を最小限に行なうことにより、
錆や雨漏り等の発生を抑えております。

架装のこだわりポイント

バラシ
バラシ
当社が架装する部分は、運転席・助手席より後ろの荷室部分になります。
一旦、ルーフライニング(天井)やインナーパネル(壁)を取り外します。
電工
電工
各モデルの装備(照明などの電源、走行充電システム等)に必要な電気配線を行います。
壁の中を通過する際、電線にコルゲートチューブ等を巻きつけしっかりと保護しておきます。
断熱・防音
断熱・防音
空気の流れを邪魔せず、湿気を逃がすよう、それぞれの場所に応じた断熱・防音処理を行います。
ボディ内部のカビや錆に対しての考慮と断熱、防音のバランスを重視しています。
補強
補強
照明類や収納棚・ギャレーなどの家具類を据付けるための下地材(補強)をあらかじめ
仕込んでおきます。
これにより、走行中のキシミ音やガタツキを抑え、静かな車内を実現します。
床
専用の水平ゲージを使用して、凹凸のあるフロア部分に床材を接着します。床を均一な平面に仕上げるビークル独自の工法により、家具やシートを据え付けた時にとしっかりと密着し、正確で緻密な施工が可能となります。
内装施工の基本とも言うべき床作りの工程はビークルがまず第一に大切にしている所で、しっかりと確実に密着、乾燥させることが必要ですから、一台のキャンピングカーを製作する全工程の1/3~1/2の日数をかけます。
また車両のフロアに穴を開けず、ビス止めなどをせずにしっかりとした土台を作り上げるのもビークルならではのこだわりが生み出す施工方法と言えます。
点検口
点検口
ベース車両のフロアには燃料タンク点検口やミッションハウス、ABS機器など、様々な点検口があります。
必要に応じて開けられるように、施工する床にも点検口を設けています。
FFヒーターの後付けにも使う点検口は、最初からでも後からでもヒーターが付けられるようお客様に選択の幅を持ってご検討いただけるように考えて作っているものでもあります。
内張り
内張り
ウレタン付難燃生地を車内全面に貼り付けます。これをフルトリムといいますが、このフルトリムを施工することによって断熱・防音に相乗効果を生み出すとともにぬくもりや優しさのある室内空間を作り上げます。
ビークルではウレタンの厚みが10ミリの内張り生地を使いますが、本当はウレタンが薄い方がコストは低く貼るのは簡単です。しかしあえて10ミリを使うことによって、断熱、防音効果も高まり、家具とボディの密着性も良く、走行中に音が出にくいということから、この厚みのものを使っています。もちろんこれをキレイに貼るのはとても難しく、さらに生地を貼った板をビスでとめるパネル貼りなどはせずに、一面を一枚の生地で切れ目なく仕上げるのも、熟練の技が光るところです。
クッションフロア
クッションフロア
出来上がった床にクッションフロアを貼ります。壁やエンジンフード、ホイールハウスなど、家とは違い、曲線もあれば出っ張っているところもあります。
この「隅」の仕上げも丁寧に行っています。このクッションフロア貼りが終わった後の何も乗っていない車内が床の平面の均一さが一番わかる瞬間でもあります。
また素材はビジネスや趣味でのハードな使用に耐える耐磨耗性に強い材質もご用意しています。
座席
座席
限られたスペースを有効に使うために、座席としてはもとより、収納・ベッドとしての機能・使用感を最大限に引き出す設計を心がけています。
購入したばかりのキャンピングカーといかに長くつき合えるか?ベッド展開のしやすさはひとつのポイントとなります。ビークルではお客様がベッド展開を早く、簡単にできるよう工夫し、設計しています。
またシート、ベッドとしての使用感や、操作性なども考慮してウレタンの厚みやマットの大きさなど様々な事を考え、設計しています。
電装品
電装品
エンジン停止時でも使用出来るサブバッテリーを全車に搭載しています。
走行中に自動で充電できる走行充電システムは、お客様が普通に安心してお使いいただけるようメンテナンスもほとんど必要ないように考えられています。
室内照明の設置場所やその他の電装品も実際に使用した時の使いやすさを考え、配置しています。
気づいたらエンジンがかからないといったトラブルを未然に防ぎます。
カーテン
カーテン
車中泊時に便利な遮光タイプの生地を使用しています。
夜間の室内照明使用時にプライバシーを保つほか、駐車時の防犯にも効果があります。
家具
家具
自社工場にて製作された家具類を、車内にしっかりと確実に据付けていきます。
車両の個体差により生じる隙間や誤差も、手作業により一台一台丁寧に合わせていきます。

家具製作のこだわりポイント

木材へのこだわり 【“天然木化粧合板”という選択】

天然木化粧合板
家具を作る上でどういった材料を選べばよいのか?
車内の過酷な環境下(振動や温度・湿度の差による)でも長期間、曲がりや狂いが出ず、
キシまずにすむ…
当社の主要なモデルには家具表面に“天然木化粧合板”が使われています。
合板
これは
【合板】…薄いベニアを繊維方向を変えて奇数枚重ねて貼り合わせたものに
【銘木のツキ板】…無垢材から薄くスライスしたものを貼ったものです。

これによって、世界的に貴重な銘木の原木を無駄なくたくさん利用でき、薄くして貼り合せたことにより、強度を増すなど無垢材の欠点を補うこともできます。
また、薄くしても表面の素材である銘木の特長は失いませんので、まさにうってつけの材料です。(欠点はチョット高価なことかな…)

例えば、当社の代表的な木目では、

チーク
チーク
最高級木材として世界3大銘木の一つに挙げられます。
重硬で強靭のため加工は難しいです。
船舶の甲板材に使われるなど、油状の成分を含んでいるので水に強く耐久性もあります。
年月とともに落ち着いた色に変化していく魅力もあります。
ウェンジ
ウェンジ
やはり重硬で強靭のため加工は難しいですが、耐久性もあり害虫にも強く、
細い縞模様は装飾的価値も高く、高級な家具等に使用されています。
唐木三大銘木の一つ鉄刀木(タガヤサン)の代用として使用されるほどです。

などがありますが、これら天然木化粧合板と一般の合板とをうまく組み合わせてより強く、
精度の高い家具を作り上げていきます。

  • 家具1
  • 家具2
  • 家具3

こういった貴重な材料を使いながら、さらに表面外にもこだわっているところがあります。

【“無垢材”という選択】
無垢材1
普段余あまり気にしないというか見えない部分でもある
家具の内側に添えてあるこの補強材、ここにも特別な木材を使用しています。
無垢材2
ニヤトウ(南洋桜)の無垢材を家具の芯材として使うことによって、
四季を通して長期間変わらぬ(キシミ音やガタツキのない)
美しさを保ち続けることが可能なのです。

これぞビークル・キャンピングカーの真髄です。
今度キャンピングカーをご覧になる際は、いつもと違った視点から見られることをオススメします。

お客様に愛され、長くお乗りいただくために…

ご紹介した内装・家具など車内にセットされるパーツは、ほぼ自社製作しています。
時間をかけた下地作りから家具の見えない部分の材料までにもとことんこだわり続け、とにかく手間を掛けて作られていることがおわかりいただけたでしょうか?
木目を活かした家具の美しさへの追求に加え、ここまで精密に作り上げているからこそ、長年乗っていただいてもキシミやガタつき出ないのです。
すべては、お客様に愛され、長くお乗りいただくために…

ビークルは工場が隣接していますので、オリジナルキャンピングカーが出来るまでの製作工程をご覧いただくことができます。
真面目でしっかりしたビークルの作りをぜひ体感してみてください。

製作スタッフ一同お待ちしております。

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